ハッシュレートから何が分かるの?、ハッシュレートが上がるとなんでみんな盛り上がるんだろう?
こんな疑問をお持ちではないでしょうか。
実はハッシュレートと仮想通貨の価格は少なからず関係があるんです。
実際にビットコインで考えてみると2017年ごろまでハッシュレートの上昇と価格の上昇が相関関係が認められていています。
そして先日はカスパのハッシュレートが過去最高値の1.24EH/sとなりました。
このハッシュレートの更新が良い影響を及ぼすのかどうか、今回はカスパのハッシュレートについて深堀って分析していきたいと思います。
- ハッシュレートとはなにか
- カスパのハッシュレートの成長はビットコインよりも早い
- カスパと他のPoW銘柄のハッシュレートの比較
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【10月現在】カスパのハッシュレート
カスパのハッシュレートは現在右肩上がりとなっています。
出典:Kaspalytics
そして先日はハッシュレート1.24EH/sとなり過去最高値になりました。
単位 | 演算速度 |
---|---|
KH/s(キロハッシュ) | 1秒間に1000回 |
MH/s(メガハッシュ) | 1秒間に100万回 |
GH/s(ギガハッシュ) | 1秒間に10億回 |
TH/s(テラハッシュ) | 1秒間に1兆回 |
PH/s(ペタハッシュ) | 1秒間に1000兆回 |
EH/s(エクサハッシュ) | 1秒間に100京回 |
カスパのハッシュレートは1.24EH/sなので、1秒間に124京回の計算が行われています。
ハッシュレートが上昇の要因はマイナーの増加
ハッシュレートが上がるのはマイナーの増加によるものです。
マイナーが増えると単純に計算能力が高くなるのでハッシュレートは上がります。
2024年6月にカスパのマイニングに参入していると公表したアメリカのナスダック上場の大手ビットコインマイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングス(MARA)は、2023年9月に既にカスパマイニングを始めています。
さらにアメリカでカスパのみをマイニングしている施設もできており、さまざまな企業がカスパマイニングに目をつけているのは事実です。
ハッシュレートが上がると価格も上昇するのはなぜか
ハッシュレートが上昇することで価格も上昇する傾向にあることが知られていて、例えばビットコインは2017年頃までハッシュレートの上昇と価格の上昇は相関関係にありました。
理由として挙げられるのは、ハッシュレートの上昇がマイナーの増加に起因していることです。
マイナーが行うマイニングには、以下のような膨大なマイニングコストがかかります。
- 高性能なマイニングマシンやコンピューター
- 大量の電力の消費
- マシンを設置する場所の確保
マイナーはマイニングによって得られる報酬が高くなければこのようなマイニングにかかるコストをペイできなくなり利益が出なくなってしまいます。
そのため価格が上昇することを予測して、マイニングコスト<マイニング報酬となると判断できた場合にマイニングに参入します。
逆に、価格が下がってしまいマイニングコスト>マイニング報酬となってしまった場合は利益が出ない状態のため続けていても無意味です。
マイナーはマイニングをやめてしまう=ハッシュレートが下がります。
つまり、ハッシュレートが下がっている場合に価格上昇は見込めませんが、ハッシュレートが上がっている場合は価格上昇の可能性があるということです。
実際にビットコインでも、2018年以降のハッシュレートの低下が顕著な時にはそろってビットコイン価格も下落しています。
2018年頃にはビットコインの価格が下がっているにも関わらずハッシュレートは上がり続けています。
なので、ハッシュレートが上がると価格も上がるとは一概には言えませんが、ハッシュレートが下がっている時にはビットコインの価格も下がることが多いことがわかります。
ビットコインとカスパのハッシュレートの比較
ビットコインのハッシュレートは10月11日現在675EH/s、カスパは1.14EH/sです。
過去のハッシュレートの推移は以下のとおりです。
各銘柄が誕生してから | BTCハッシュレート最高値 | KASハッシュレート最高値 |
---|---|---|
1年目 | 8.94M | 490T |
2年目 | 117.76G | 52.38P |
3年目 | 14.10T | 1.24E |
4年目 | 26.69T | |
5年目 | 10.08P | |
6年目 | 310.67P | |
7年目 | 772.86P | |
8年目 | 2.41E | |
9年目 | 14.21E | |
10年目 | 54.79E | |
11年目 | 101.19E | |
12年目 | 146.61E | |
13年目 | 181.87E | |
14年目 | 273.21E | |
15年目 | 544.98E | |
16年目 | 695.5E |
カスパのほうが1EH/sに到達するまでのスピードが2.3倍早い
カスパが1EH/sを越えたのは2024年9月でジェネシスブロックができてから約3年程度、ビットコインが1EH/sを越えたのは2016年2月で約7年かかっています。
つまり、カスパのほうが1EH/sに到達するまでのスピードは2.3倍早いということがわかります。
今後のハッシュレートの成長スピードはビットコインとあまり変わらない
1EH/sに到達するまでのスピードはカスパの方が早いという事実がありましたが、今後のハッシュレートの成長スピードは意外とビットコインとあまり変わらないかもしれません。
カスパが10EH/sに到達する日を分析しながら、それぞれのハッシュレートが1EH/sから10EH/sになるまでにかかる日数を比較していきます。
ビットコインの場合
まずビットコインが10EH/sになったのは2017年10月後半で、1EH/sから10EH/sになるまでにかかった日数は約630日です。
カスパの場合
次にカスパの今後のハッシュレートの分析をしていきます。
カスパのハッシュレートと時間の関係を対数グラフで見ていくと近似線が引けて、べき乗則に従っていることがわかっています。
ここから10EH/sに到達する日を予想していきます。
これを計算すると10EH/sに到達するのはジェネシスブロックができてから1571日目と考えられます。
カスパのジェネシスブロックは2021年11月にできたので、1571日後は2026年2月末です。
出典:カスパ公式サイト
つまり、カスパが2024年9月に1EH/sになってから10EH/sになるまでにかかる日数は約540日と予想できます。
ビットコインとカスパの差は約3ヶ月程度であり、それほど変わらないと考えられます。
ただ、このスピード感もかなり早いですし、今後もビットコインより早く成長しそうであることは変わらないので全然悲観しなくても良いと個人的に思っています。
カスパの他のPoW銘柄のハッシュレートの比較
カスパとビットコイン以外の他のPoW銘柄のハッシュレートは以下の通りです。
銘柄(時価総額上位順) | ハッシュレート(10月11日現在) |
---|---|
ドージコイン | 1.18 PH/s |
ビットコインキャッシュ | 3.67 EH/s |
ライトコイン | 1.23 PH/s |
カスパ | 1.16EH/s |
モネロ | 2.52 GH/s |
イーサリアムクラシック | 188.41 TH/s |
カスパより時価総額が上位のPoW銘柄のハッシュレートと比較してもカスパはかなり良い値であることがわかります。
ビットコイン、ビットコインキャッシュに次いでカスパのハッシュレートが高いということです。
ドージコインやライトコインは1000倍、モネロに関しては10億倍程度の差がついています。
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