【10月現在のデータ】仮想通貨Kaspaが1ドルに到達するのはいつなのかを分析

仮想通貨のKaspaを既に持っている人、またはKaspaに投資しようか悩んでいる人、誰もが気になるのはカスパが1ドルにいつ到達するのかではないでしょうか。

10月現在でカスパのrainbow chartでは「Kaspa is dead」と呼ばれる、かなりの割安の状態を示す価格帯に位置しています。

今回はカスパの価格予想を様々なアプローチで分析しながら1ドルに到達する日を見つけていきたいと思います。

カスパが1ドルになるのは2025年？！

今回は3つのアプローチでカスパの価格予想を行っていきます。

価格とハッシュレートの関係

カスパの価格とハッシュレートをlog-logの対数グラフにプロットすると近似線が引けてべき乗則に従っていることが分かっています。

このR²は0.9210 です。

出典：X(@Crypt0Proselyte）

R²とは適合度を示しており、回帰式のモデルによる予測がどれくらい当てはまるかの割合で通常は0～1の間で変化します。

この近似式に当てはめて考えてみると、1ドルに到達するのはハッシュレートが6.47EH/sになるときと考えられます。

では次にハッシュレートが6.47EH/sになるのはいつなのかを考えていきます。

ハッシュレートとカスパのジェネシスブロックができてからの経過日数もlog-logの対数グラフでプロットすると近似線が引けます。

こちらも先程同様、R²＝0.9508と適合度は高いと言えます。

出典：X(@Crypt0Proselyte）

この式に求めたいハッシュレートの値を当てはめて計算していきます。

ハッシュレートが6.47EH/sになるのはジェネシスブロックができてから1482日後であることがわかりました。

カスパのジェネシスブロックは2021年11月にできたので、約1482日後は2025年の11月下旬です。

つまり、カスパが1ドルに到達するのは2025年の11月下旬ではないかと考えられます。

出典：カスパ公式サイト

※あくまで過去のハッシュレートの推移からの予測なのでその点ご留意ください。

Kaspa power law

カスパの価格と時間経過にもべき乗則が当てはまります。

このような感じで時間と価格のlog-logの対数グラフで近似線が引けます。

引用：planK氏のX

このpower lawからカスパが1ドルになるのはいつなのかを見ていきましょう。

カスパにはpower lawから求められたSupportライン、適正価格、Resistanceラインの予測を日付を指定すると自動で計算してくれるサイトがあります。

そこからSupportラインと適正価格がいつ1ドルになるのかを調べていきます。

まず、適正価格が1ドルに到達する日は2025年の8月末です。

そしてSupportラインが1ドルを超えるのは2025年12月末とわかります。

つまり、予想の下限となった場合でも2025年中にはカスパ価格が1ドルになると予想できました。

また、このべき乗則のR²（適合度）は0.950なのでこちらも高い適度性を示すと考えられます。

Kaspa rainbow chart

Kaspa rainbow chartもカスパ価格のべき乗則に従った価格予想をもとに構成されています。

こちらのチャートでは現在、そして未来の価格水準が割安なのか適正であるのか、または割高なのかを判断するのに便利なチャートです。

視覚的に分かりやすいため、多くの人が参考にしています。

power law（べき乗則）を利用したチャートではありますが先ほど解説したKaspa power lawと若干異なる値が出たので紹介します。

このサイトでは2025年10月中旬より先はまだ表示されていないのですが、Fair Priceのところを見てみると、2025年10月16日は0.95ドル程度と予想されています。

この先は分かりませんが、大体10月末にはFair Priceが1ドル程度になるのではと考えられます。

まとめ：カスパは遅くとも2025年12月末には1ドル⁉️

3つのツールからの分析ではカスパが1ドルになるのは早くて8月末頃、遅くても12月末までには到達するのではと考えられました。

今回ご紹介したのはどれもべき乗則（power law)を利用した価格予想となりますが、カスパの価格は仮想通貨の中でビットコインの他にべき乗則に従う唯一の銘柄です。

その点からもカスパのべき乗則への注目は大きいですし、価格予想という観点からも今後の動向はとても興味深いものです。

このようなツールはまだたくさんありますので、利用して今後の仮想通貨投資の参考にしてみてはいかがでしょうか。