カスパが1ドルを超えるのは2025年?!ハッシュレートから考えられる価格予想

皆さんは今後もっと注目されるであろう仮想通貨、カスパ（KAS）がいつ1ドルを超えるのか気になっていると思います。

カスパはアメリカのビットコインマイニング企業のMARAもマイニングを開始したと公表されたこともあり、現在マイナーが増加中です。

マイナーの増加に伴いハッシュレートも急上昇しており価格が伸びる可能性が大いにあります。

今回はそんなカスパがいつ1ドルに到達するのかをハッシュレートと価格の関係から調べましたので解説していきます。

価格の上昇が期待されているカスパですが、現在は国内で購入することができません。そのため、購入するには海外取引所で購入する必要があります。

カスパについてのその他の価格予想は以下の記事で解説しています。

カスパのハッシュレート（2024年9月現在）

カスパのハッシュレートは2024年9月現在で約１EH/ｓ前後を推移しています。

2023年9月には20PH/ｓでしたので、このたった1年程度で50倍程度になっています。

出典：2MINERS.COM

ハッシュレートとは
採掘速度ともいわれ、ビットコインやカスパなどの仮想通貨をマイニングする際の計算力や採掘の速さを表したもの
「hash/s」という単位で表され、1秒間に何回計算が行われるかを示す

ハッシュレートが上昇の要因はマイナーの増加

ハッシュレートが上がるのはマイナーの増加によるものです。

マイナーが増えると単純に計算能力が高くなるのでハッシュレートは上がります。

2023年9月にはアメリカのナスダック上場のマイニング企業マラソン・デジタル・ホールディングス（MARA)がカスパのマイニングを始め、2024年6月にはカスパのマイニングに参入していると公表しました。

そして、公表後さらにハッシュレートは急上昇しているため、MARAだけでなく他のマイニング企業も新規に参入している可能性もあります。

カスパの経時的なハッシュレートの推移

カスパのハッシュレートを対数ブラフ上で時系列順にプロットするとある近似線が引けて、R^2＝0.9193 のべき乗法則に従っていることが分かります。

このグラフから、まずハッシュレートが10000PH/ｓ（＝10EH/ｓ）になるにはどのくらいの期間がかかるのかを求めていきます。

10000PH/ｓに到達するのはカスパのジェネシスブロックができてから約1493日目（約49ヶ月目）だと分かります。

カスパのジェネシスブロックは2021年11月にできたので、約1493日後は2025年の秋頃（11月頃）に10000PH/ｓになりそうです。

出典：カスパ公式サイト

※あくまで過去のハッシュレートの推移からの予測なのでその点ご留意ください。

カスパのハッシュレートと価格の関係

次にカスパのハッシュレートと価格の関係を考えていきます。

カスパのハッシュレートと価格を共に対数ブラフ上でプロットするとR^2＝0.9210のべき乗法則に従っていることが分かります。

このグラフから10000PH/ｓ（＝10EH/ｓ）にカスパが到達したときの価格を求めると1.255ドルになります。

つまり2025年の秋頃にハッシュレートが10EH/ｓに到達して価格は1ドルを超えるという予測が立てられます。

※あくまで過去のハッシュレートと価格の関係から導き出された計算式を用いていますのでその点ご留意ください。

ハッシュレートが上がると価格も上昇するのはなぜか

ハッシュレートが上昇することで価格も上昇する傾向にあることが知られていて、例えばビットコインは2017年頃までハッシュレートの上昇と価格の上昇は相関関係にありました。

理由として挙げられるのは、ハッシュレートの上昇がマイナーの増加に起因していることです。

マイナーが行うマイニングには、以下のような膨大なマイニングコストがかかります。

マイナーはマイニングによって得られる報酬が高くなければこのようなマイニングにかかるコストをペイできなくなり利益が出なくなってしまいます。

そのため価格が上昇することを予測して、マイニングコスト＜マイニング報酬となると判断できた場合にマイニングに参入します。

逆に、価格が下がってしまいマイニングコスト＞マイニング報酬となってしまった場合は利益が出ない状態のため続けていても無意味です。

マイナーはマイニングをやめてしまう＝ハッシュレートが下がります。

つまり、ハッシュレートが下がっている場合に価格上昇は見込めませんが、ハッシュレートが上がっている場合は価格上昇の可能性があるということです。

今後のカスパの未来で考えられるパターン

今後のカスパの未来として考えられることは、2パターンです。

• マイニングコスト＞マイニング報酬になったマイナーが撤退してハッシュレートが下がる
• ハッシュレートが上昇していることで価格もつられて上がる

カスパは現在進行形でハッシュレートが右肩上がりで増加しているため、現時点では1のパターンはあまり考えにくいです。つまり、価格はまだ下がる要因がありません。

そう考えると2のハッシュレートの上昇につられて価格も上昇するのが現時点では一番有力かと考えています。

まとめ：2025年秋頃にカスパは1ドルを超える可能性あり

今回ハッシュレートと価格の関係からカスパが1ドルに到達するのは2025年の秋頃と予測できました。

現在0.16ドルを推移しているので1年で約6倍の価格になる予想です。

カスパのハッシュレートは上昇し新規のマイナーも増加しています。これに伴い価格の上昇も可能性として高くなっています。

皆さんが期待しているように価格が上がるのももうすぐなのかもしれませんね。

これからもカスパについての記事を出していく予定です。無料でできる取引所の開設や記事についてのご意見、ご感想で応援をいただけると活動の励みになります！お願いします！