過去11年においてビットコインへの投資がリターンを高める

2024年9月3日

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みなさんはビットコインへ投資することでどれだけのパフォーマンスの変化があるかご存知ですか？

ビットコインはボラティリティが高いからパフォーマンスが下がるんじゃないかと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は株式と債券にプラスしてビットコインへ投資することは過去11年において年利が5％も向上したとの報告があるんです。

今回はビットコインへの投資が運用成績にどれだけの影響があるのかについて詳しく解説していきます。

この記事で分かること

ビットコインへの少額投資はパフォーマンスを向上させる
機関投資家も注目しているビットコインのポテンシャル

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株式＋債券のみと比較しビットコインへも投資することで年利が5％以上増加

これは株式60％＋米国債権40％に投資した場合と株式＋米国債権＋少額のビットコインに投資した場合の累積リターンの比較グラフです。
※株式はS&P500指数、米国債権はブルームバーグ・バークレイズ米国総合指数として計算しています。

2012年から現在までビットコインへの小額投資がリターンを大幅に高めていることが分かります。

出典：モーニングスター

特に2024年時点においては株式60％＋債権40％の累積リターンと株式＋債権＋3％ビットコインの累積リターンを比較してみると約170％程度も違いがあることが分かります。

ビットコインを組み込むことでポートフォリオの分散化が可能

ビットコインは従来の資産クラスとの相関性が低いためポートフォリオへ組み込むことで分散化が可能になりました。

これはビットコインとNASDAQの相関係数をグラフ化したものです。

相関係数とは
銘柄間やファンド間、指数などとの値動きの連動性を表す指標。1からー1までの範囲で表される。

出典: Bloomberg

相関係数の基準

－1～0.3未満：ほぼ無関係
0.3～0.5未満：非常に弱い相関
0.5～0.7未満：相関がある
0.7～0.9未満：強い相関
0.9以上：非常に強い相関

どの時期においても相関係数が0.5以下となっているため、ビットコインとNASDAQは相関関係が薄いと考えられます。

ビットコインが投資家に注目される点は主に3つ

ビットコインが注目される点は主に以下の3つが挙げられます。

ビットコインは過去11年間のうち8年間で最高のパフォーマンスを示した資産クラスであること
ビットコインへの投資は徐々に主流になりつつあること
半減期によって爆発的な利益を見込めること

ビットコインは過去11年間のうち8年間で最高のパフォーマンスを示した資産クラス

ボラティリティが高く敬遠されがちなビットコインですが、過去11 年間においてパフォーマンスは他の資産クラスを凌駕してきました。

出典：モーニングスター

過去11年間のうち半数以上の8年間でいずれも最高のパフォーマンスを示した資産クラスであると分かります。

ビットコインを1年間保有していた場合のリターン：＋102.39%
3年間保有していた場合のリターン：＋ 80.19%
5年間保有していた場合のリターン：＋448.34%
7年間保有していた場合のリターン：＋2,844.29%
10年間保有していた場合のリターン：＋11,399.18%

上記からも大幅なリターン増が見込めます。

ビットコインへの投資は徐々に主流になりつつある

2024年現在、ビットコインの採用は徐々に主流になり、大幅に増加しています。

ビットコインができた初期には愛好家を始めとした少数の人々のみによって使用されてたことを考えると、ここまでビットコインが大きく成長すると思っていなかった人が大部分ではないでしょうか。

機関投資家の間でもビットコインへの関心が高まっています。

ヘッジファンド、資産運用会社は、インフレヘッジという観点から、ビットコインが価値の保存手段になる得るという側面や効果的なポートフォリオ分散化が可能になる点を重要視しています。

現在では約 1,570 億ドル相当のビットコインが ETF、国、公的および民間企業によって保有されています。

出典: Buybitcoinworldwide

半減期によって爆発的な利益を見込めること

ビットコインは発行枚数が決まっており最大で2100万枚しか存在しません。

さらに、「半減期」という約4年おきに起こるビットコインのブロック報酬が50%削減されるイベントが設定されています。

これによってビットコインは4年に一回ずつ供給量が絞られていき、法定通貨と違いインフレの影響を受けない通貨となります。

世界中の中央銀行は、法定通貨の発行を自在に変更することが可能です。実際に日本の中央銀行は年に2％のインフレ目標を設定しています。

一方、ビットコインの供給量が限られていることは長期的な価値の保存手段であり、金の代替物であるという考え方を裏付けるものかもしれません。

ビットコインが半減期を迎えると今までの供給量と比較して半分になるため価格が上昇しやすくなります。

半減期を迎えて1年後に大幅な価格上昇を期待できます。前回の半減期（2020年）では＋594％も価格が上昇しており、1～3回目の半減期の平均は1年後に＋2908％と爆発的な利益が見込めます。

まとめ：少額でもビットコインをポートフォリオに組み入れることでパフォーマンスの向上が見込める

過去11年間においてビットコインをポートフォリオに組み込むことでパフォーマンスが向上したと報告があります。

あくまで過去についての話ですが、将来ももしかしたら同様の結果になるかもしれません。

米国でETFも承認され機関投資家の注目も高くなっています。今後もビットコインは大きな話題を提供すると思うのと同時に大幅なリターンにも期待しています。

少額でもビットコインへの投資をすることで年利が5％も増加するのは大きいと思いますのでまだビットコイン投資始めていないという方は一度検討してみるのも良いかもしれませんね。

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