【価格急上昇？】ミームコインとはどんな仮想通貨？メリットやデメリット、買い方はどうなの？

ミームコインとはミームやジョークから生まれた仮想通貨を指します。ミームとはSNSやインターネットで面白い画像や動画が拡散されていく文化のことを指していて、人気や話題性のある画像やフレーズ、キャラクターなどをテーマにして作られた仮想通貨がミームコインです。

ミームコインはインフルエンサーやコミュニティーの影響を受けて人気が高まることで驚異的な価格上昇が起こることもあり注目されているコインの一つです。

今回はそんなミームコインの特徴や買い方、注意すべき点について解説していきます。

ミームコインは現在、国内取引所で扱っていないものが多いです。なので話題のミームコインを購入したい場合には海外取引所を利用しなければなりません。

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ミームコインとはどんな仮想通貨？

ミームコインとはミームやジョークから生まれた仮想通貨を指し、人気や話題性のある画像やフレーズ、キャラクターなどをテーマにして作られます。

インターネット上でひとたび人気になると価格が急上昇して1年で数千倍になったりもしますが、ミームコインには機能的な価値や実用性、実際のユースケースがないものもあります。

ミームコインは価値を生まない？

こんな疑問を感じる方もいるかもしれません。

でもミームコイン自体に機能的な価値やユースケースがついていなくても、ある役割を果たしている可能性もあります。

ミームコインの価格が値上がって、実際に稼げた人が「〇〇倍になった」と発信するとそれを見た新規の投資家の参入が起こります。そして仮想通貨業界全体が盛り上がることで、ミームコイン以外の仮想通貨にも資金が流入しプロジェクトが活性化します。

ミームコインの、ただ単純に話題性をもち楽しむためのコインといった点も最初の参入障壁を低くしてくれているのかもしれません。

ミームコインの特徴

ミームコインの特徴としては以下の3点です。

• ボラティリティーが高く投機的性質がある
• インフルエンサーやコミュニティーの影響力が強い
• 発行枚数が多く上限のない供給量をもつ

特徴①ボラティリティが高く投機的性質がある

短期間で価格の変動が大きいです。

ミームコインはミームやジョークから生まれた仮想通貨であり、共感や笑いを引き起こしたりするとインターネットで爆発的に拡散するので、急激に価格上昇が起こることがあります。

話題性や人気がある期間は爆発的な価格上昇となりますが、ミームコイン自体に実用性やユースケースがないため、長期的に衰退するものも多く、短期間の利益を狙う投機的な投資として利用されることが多いです。

特徴②インフルエンサーやコミュニティーの影響力が強い

ミームコインはインターネット上でインフルエンサーや著名人が言及することで一気に注目を集めることがあります。例えばテスラ社のCEO、イーロンマスク氏がミームコインの代表格であるDOGEコインについて言及すると価格が急上昇するといったことがありました。

また、インフルエンサーが意図的にコミュニティーなどで特定のミームコインを推して注目を集めたりすることもあったりと、影響力を持つ人の動向で価格が左右されやすいです。

特徴③発行枚数が多い、発行上限がない

ミームコインは、話題性をもち楽しむためのコインとしての側面が強いため、発行枚数が多かったり、そもそも発行上限を設定していない場合があります。

ビットコインは発行上限が2100万枚と決められているのでインフレせず希少価値が上がっていきますが、このようなミームコインは無限に発行することができるため、インフレ性が強いです。

どんな銘柄がある？

ミームコインで有名なのはドージコイン（DOGE)や柴犬コイン（SHIB）、最近だとペペコイン（PEPE）などがあります。

ドージコイン（DOGE)

通貨の名称	DOGE
コンセンサスアルゴリズム	PoW(プルーフ・オブ・ワーク）
総供給量	発行上限なし
ローンチ時期	2013年12月
公式サイト	https://dogecoin.com

ドージコインは当時ネットで人気だった柴犬の画像のミーム「Doge」をモチーフにして、当時の仮想通貨業界が差別化ができずに似たような通貨ばかりが出てきているありさまを風刺することを目的に作られました。

ジョークから始まったにもかかわらず、ドージコインは急速に大規模なコミュニティに成長しました。チップ通貨として利用され、楽しくフレンドリーなドージコミュニティは多くの慈善活動を行っています。

ユニークな楽しさを維持しながら、有用で、人柄がよく、親しみやすく、信頼できることに重点を置いているコインです。

ドージコインはライトコインから派生していて、トランザクション手数料は非常に低く、取引が確認されるまでの速度は比較的早いなどの特徴をもっています。

柴犬コイン（SHIB）

通貨の名称	SHIB
コンセンサスアルゴリズム	ERC-20
発行上限	1000兆（発行済）
ローンチ時期	2020年8月
公式サイト	https://shibatoken.com/

柴犬コインは、ドージコインのパロディとして作られた仮想通貨で、「Dogecoinキラー」として宣伝されています。

柴犬コインは、Ethereumブロックチェーン上で動作するERC-20トークンで、スマートコントラクトを搭載しているため、独自の分散型取引所やNFTマーケットプレイスなどを展開しています。

発行上限は1000兆で既に発行済みですが、Uniswapで全トークン供給の50%をロックしており、残りの50％はVitalik Buterin氏に割り当てられていましたが割り当ての10％をインドの新型コロナウイルス感染症治療プロジェクトに寄付し、残りの40％はバーンされています。

ペペコイン（PEPE）

通貨の名称	PEPE
コンセンサスアルゴリズム	ERC-20
発行上限	420兆6900億
ローンチ時期	2023年4月
公式サイト	https://www.pepe.vip/

2000年代初頭に人気となったインターネットミームであるPepe the Frogへのオマージュとして作られた仮想通貨で、ロゴにはカエルが用いられています。

ドージコインや柴犬コインなどのミームコイン人気に乗じることで、トップのミーム型仮想通貨の1つとして地位を確立することを目指しています。

特徴としては、「プレセールなし・税金なし・LP焼却・コントラクトの放棄」が挙げられます。プレセールを行わないことでトークンを公平に分配し、トランザクション手数料がかからないので取引量の増加や活性化を促し、定期的にコインの一部が流通量から永久に除去されるメカニズムを使ってトークンの希少性を高めたり、開発者がプロジェクトを不正にコントロールできないコントラクトが放棄された仕組みでローンチされています。

将来性

ミームコインの将来性は分かりません。現在注目を浴びているミームコインでさえ数年後には残っていない可能性もあります。

ただ、ミームコインの中でもジョークから始まっていてもドージコインは支払いや慈善活動に利用されていたり、柴犬コインは独自の分散型取引所などの独自の機能を持ちます。なので何らかの方法で社会へ貢献できる仕組みづくりや新たな機能的な価値が確立できればもっと将来性は上がるのではと思います。

買い方

多くのミームコインは、現在国内取引所では取り扱いがないので海外取引所で購入が必要です。海外取引所は直接日本円の入金が難しいため、国内で仮想通貨を購入し、その仮想通貨を海外取引所へ送金してから欲しい仮想通貨を購入するという流れを踏む必要があります。

そのため、まず必要となるのは国内と海外取引所の口座です。

口座の開設が完了したら次は仮想通貨の購入のステップへ進みます。

Bitgetは取り扱い銘柄数750種類以上ととても多くのコインを購入できますが、あらかじめ自分が欲しいミームコインがBitgetで取り扱っているかの確認をしてから操作してください

ミームコインのリスクや注意すべき点

価格上昇が大きいので少額でも爆益が狙える可能性があるミームコインですが、リスクもあります。

コミュニティを楽しむものであるため、将来性を見込んで投資することは難しい

ミームコインは機能的な価値や実際のユースケースがなく話題性や人気で上昇しているコインが多いので、長期的な価値の維持は難しいです。

あくまでコミュニティを楽しんだりするものという認識で投資すると良いと思います。

ボラティリティーが大きい

ミームコインの価格はインフルエンサーやコミュニティの影響によって急激に価格が変動することが多いです。なので常に情報をキャッチしながら必要に応じて売買の選択をしなければなりません。

さらに投資額の設定も慎重にしてください。投機的な側面が強い今、短期的に大きな利益を得る可能性と価格が急落して資産を失うリスクは常に隣り合わせだと考えたほうがいいです。急騰したとしてもそれは一時的です。

必ず最悪無くなっても困らない余剰資金で行うことをおすすめします。

所有権が集中しやすい

ミームコインは基本的に非常に安価のため、大口投資家が巨額のトークンを保有して一回の取引で市場を動かすことが比較的可能となります。

そのような権力者の発言によっても価格が上下したりするので注意が必要です。市場が個人の動向に左右されるのは分散化されていると言えずとても危険な状態といえます。

詐欺の可能性もある

ミームコインはネタ的要素やエンタメとして開発されることが多く、ロードマップが示されていないことが多いです。現状だれでも作ることができるような状態になっているので、詐欺に利用しようと考える人もでてきます。

開発者がプロジェクトを放棄したり、プレセール等で販売されている未上場のミームコインについてはプレセール後になっても上場せずそのまま資金を持ち逃げされることもあるので自分が投資しようとしているコインについてはしっかりと調べてから購入するようにしてくださいね。

まとめ：ミームコインは話題になりやすいが投資は慎重に

今回はミームコインの特徴や買い方、注意すべき点について解説していきました。

ミームコインはボラティリティが大きいので話題になりやすいですが、利益を出せる一方で損益となってしまう可能性も高いです。

ただ儲かるらしいからといった理由で始めてしまうと痛い目を見ることになるかもしれませんのでリスクを知ったうえで楽しんでくださいね。