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仮想通貨のIEOってどんな仕組み?過去のIEOを振り返って注意することを考えてみた

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IEOって毎回すごく注目されるけど仕組みを詳しく知らなくて…
次のIEOは私も参加したほうがいいのかな?

今回はこんなお悩みについて解説します!

IEOとは簡単に言うと上場される前のトークンの先行販売をして企業が資金を得るみたいなものになります。

上場後の価格の値上がりを期待してみんなが注目してるってことですね😊

この記事で分かること
  • IEOの仕組みについて
  • メリットとデメリット
  • 過去のIEOにはどんなものがあったのか
  • 結局IEOはおすすめなのか

それでは見ていきましょう!

タップできる目次

IEOの仕組みについて

まず、IEOとはInitial Exchange Offeringの略称でブロックチェーンを用いたプロジェクトが仮想通貨取引所を介して資金調達を行う方法のことを指します。

流れとしては、

  • 企業がプロジェクトに必要な資金を得るために、仮想通貨取引所にトークンの発行申請を行う。
  • 仮想通貨取引所は企業やそのプロジェクトが実現可能かどうかを審査する。
  • 審査に通ったら取引所でトークンの先行販売が募集される。
  • 投資家は応募してそのトークンを購入する。
  • 企業はトークンを販売して得た資金でプロジェクトを進める。

こんな感じです。

IEOはトークンの販売所での上場を前提としているので、投資家は取引所への上場前にそのトークンをgetすることができます。

IEOとICOの違いは?

IEOと似た資金調達方法でICOというものがあります。

企業がプロジェクトに必要な資金を得るため行うという点はICO、IEOともに同じです。

ただ、ICOは企業がプロジェクトの内容を公開してトークンを発行し、そのプロジェクトに賛同する投資家が直接企業からトークンを買います。

トークンの発行元が異なるという点がICOとIEOの違う点です。

ICOにある問題点とは

ICOはIEOよりも前から資金調達の方法として行われてきましたが、問題点があったんです😢

それは、直接トークンを企業から購入するため、そのプロジェクトが実現可能なのかどうかや無理な設計をしていないかどうかを投資家自身で判断しないといけないということです。

実際に詐欺目的のプロジェクトであったり、そのトークンを購入しても扱っている取引所が少なくて流動性が低いトークンもあって問題視されていました。

そこで出てきたのが、仮想通貨取引所が仲介者となってそのトークンの信頼性を担保することができるIEOです。

IEOのおかげで、各段に初心者も参入しやすくなったと思います!

IEOのメリット

ではどんなメリットがあるかというと、以下の3つが挙げられます。

  • 価格が上昇して利益が得られる可能性がある
  • 比較的信頼のおけるプロジェクトであると思われる
  • 初心者でも取り組みやすい

価格が上昇して利益が得られる可能性がある

これまで国内で行われてきたIEOは4回です。

基本的にはIEOの注目が高ければ高いほど上場後の価格の上昇率は上がると言えます。

なのでトークンが上場される前に先行して購入することができるので上場後に利益が得られる可能性があるわけです。

先行販売されるトークンはその通貨の価値が適正な価格かどうかも取引所が審査しているから割高な価格にはなっていないから安心して購入できるよ👍

実際にコインチェックで国内最初に行われたIEOでは上場後に価格が24倍にもなったんですよ🤔

通貨公募価格最高値取り扱い取引所
パレットトークン(PLT)4.05円94.8円コインチェック
FC琉球コイン(FCR)2.20円2.60円GMOコイン
フィナンシェトークン(FNCT)0.41円0.97円コインチェック
ニッポンアイドルトークン(NIDT)5.00円100.5円DMM bitcoin
coin book

比較的信頼のおけるプロジェクトであると思われる

取引所があらかじめIEOを行う企業やプロジェクトの内容を厳正に審査しているので、詐欺のようなプロジェクトに投資してしまう可能性は少ないです。

取引所としてもそのトークンを上場することが前提なので、変なコインを承認して販売したら取引所のイメージが下がってしまう恐れもあるため慎重に審査します。

なので審査が通ったプロジェクトは比較的信頼のおけるものであると言えると思います。

お墨付きがあるのとないのでは気持ち的にも違いますよね

初心者でも取り組みやすい

IEOを行っている取引所で口座を開設すれば、だれでも参加することができます。

初心者のうちはどのコインに投資すればいいか分からないですよね?

その点、取引所がこのプロジェクトは信頼性があるんじゃないかな?と承認しているってことなので将来期待できる新規銘柄を探す手間も減ると思います!

さらに市場に出る前の割安の価格で購入できるので、初心者がどのタイミングで購入すればいいか悩むこともありません🙆

IEOのデメリット

デメリットとしては以下の2つです。

  • 価格が下落する可能性がある
  • 購入できないことがある

価格が下落する可能性がある

IEOは上場後に価格が上昇した場合に一気に売却されて価格が下落する可能性があります😢

必ず公募価格よりも上回るというわけではないので、IEOだからといって過信しないようにしてください。

そうならないためにもプロジェクトの内容であったりどんな目的で行うのかを調べてからIEOに参加するのがいいと思いますよ👍

IEOの詳細は取り扱う取引所のHPやIEOを実施する企業のHP、ホワイトペーパーから分かるよ😊

ホワイトペーパーって?

ホワイトペーパーは株式で言うと目論見書みたいなもの。

プロジェクトについてのたくさんの情報が書かれているんです。

  • なんでこのプロジェクトを始めようと思ったのか
  • どんな目的をもってプロジェクトを進めているのか
  • どんな技術を利用しているのか

など、IEOに限らず仮想通貨に投資をする際にはホワイトペーパーにも目を通しておくといいですよ👍

ホワイトペーパーを読んでみると

  • こんな目的があってこのプロジェクトが動いてるんだ
  • このプロジェクトが実現したらきっと世の中が便利になるだろうな~

と思うものが出てくると思います。

世の中にとって今後必要となるものが通貨の価値の上昇にもつながると思いますので、ホワイトペーパーから企業の思想を読み取っていきましょう!

購入できないことがある

IEOでのトークンの販売総数は決められているので、希望者が多い場合は抽選になります。

申し込み倍率が24倍になったものもあって購入できなかった人も😞

さらに、申し込み単位も1口○○トークンと決まっているので自分の好きな金額で申し込むことが難しいです。

過去の例で言うと最小の申込金額はこんな感じです。

  • パレットトークン     4.05円/1PLT 1口1000PLTから → 4050円+手数料
  • FCRコイン        2.2円/1FCR 1口2500FCRから → 5500円+手数料
  • フィナンシェトークン   0.41円/FNCT 1口10000FNCTから → 4100円+手数料 
  • ニッポンアイドルトークン 5円/NIDT 1口1000NIDTから →5000円+手数料   

大体少なくとも4000~5000円程度の資金がなければ申し込むことができません。

金額の融通が利かないのはデメリットですね😢

過去のIEOにはどんなものがあったのか

いままでに4回国内でIEOが実施されています。

  • パレットトークン
  • FCRコイン
  • フィナンシェトークン
  • ニッポンアイドルトークン

それぞれをさらっと見てみましょう!

パレットトークン

株式会社Hashpaletteが発行した仮想通貨で、マンガやアニメ、音楽を中心としたエンタメ系のコンテンツをインターネット上で管理や流通ができるプラットフォームの「Palette」で利用できる通貨です。

どんな問題点を解決してるの?

・問題点①インターネット上での様々な情報は複製可能であること。

→日本が世界に誇るマンガやアニメ、スポーツ、⾳楽などのコンテンツをNFTとしてブロックチェーン上に流通させて代替え不可能のものとして付加価値をつける。

・問題点②イーサリアムチェーンは手数料が不安定であること。

→NFTはイーサリアムがもつスマートコントラクトという仕組みを使って取引が行われていますが、その取引でかかる手数料が混雑時には高くなったりと不安定。そこでイーサリアムとも連結可能なNFTに特化したプライベートチェーンを作ることで手数料の安定化を目指す。

・問題点③ユーザーにとって暗号資産の保有は利便性に欠ける

→ユーザーがPLTを含む暗号資産を⼀切利⽤しなくてもNFTの購⼊や送付などが⾏える。

おおまかにはこんな感じです。

※正確な内容はパレットトークンのホワイトペーパーを参照してください🫡

コインマーケットキャップ

価格推移はこちらです。

国内初のIEOということもあって、かなり注目されていました!

申し込みの倍率はなんと24倍で、上場直後、パレットトークンの価格は急騰しましたが上場後の一過性の価格上昇で価格はあまり安定していません。

2022年4月にNFTマーケットプレイス「PLT Place」がローンチされて一時期価格は盛り上がりましたがそのあと価格上昇はあまり目立たないような感じです。

ただ、公募価格4.05円に対して現在は8.0円ほどなので、IEOでトークンを手に入れた方は利益となっていますね👍

FCRコイン

沖縄のサッカーチーム「FC琉球」が発行したファントークンです。

ファントークン:ファンとアーティストやスポーツクラブなどの関係構築を目的とした暗号資産。保有者は運営の方針決定への投票権を持つという特典がある。

どんな問題点を解決してるの?

問題点①:アジア全体のサッカーは欧州や南米に及んでいない

→アジアサッカーがより発展していくための土台となる、ファン・サポーターとチームの協力体制の構築とその相互発展を目指す。

問題点②:地域サッカークラブには資金が不足している

→IPO(株式公開)が実質的に困難でクラウドファンディングなどの方法に限られるため新たな資金調達の場とできる。

問題点③:ファンやサポーターが援助しにくい環境である

→資金面で支援ができるようになることで高い熱量を持つファン・サポーターとクラブの間にニーズのミスマッチの解消ができ、より深く繋がれる仕組みが実現できる。

おおまかにはこんな感じです。

※正確な内容はFCRコインのホワイトペーパーを参照してください🫡

TradingView

公募価格は2.20円でしたが上場したその日の内に半値以下に暴落し、そのまま価格は低下しています。

上場した日に売却できていなければ利益を出すのは難しかったです😢

フィナンシェトークン

株式会社フィナンシェが発行する仮想通貨でスポーツクラブやクリエイターとそのファンを、トークンを用いたコミュニティでつなぐWeb3のプラットフォームの「FiNANCiE」で利用されます。

ブロックチェーン技術を活用したクラウドファンディングのような仕組みでトークンでスポーツチームやクリエイターを盛り上げます。

どんな問題点を解決してるの?

問題点①:巨大なプラットフォームと一部のクリエイターに利益が集中している

→作品はプラットフォームのアルゴリズムにコントロールされるので、アルゴリズムから注目されている一部のクリエイターのみしか利益を出すことができません。なのでサポーターがトークンを購入することで、クラウドファンディングのような資金調達を行うことができるようになる。

問題点②:ファンに還元する仕組みがない

→クリエイターなどのオーナーが発行するトークン(CT)を保有するサポーターは、CTの保有量に応じて、限定情報やアイテムなどの特典がもらえたり、活動の方向性を定める投票に参加できるので一緒にコミュニティーを構築できる。

※正確な内容はフィナンシェトークンのホワイトペーパーを参照してください🫡

コインマーケットキャップ

公募価格は0.41円でIEO申し込み開始からなんとわずか1時間で、調達金額に到達して倍率は約19倍でした😀

上場直後は7倍に急騰しましたが、その後下落し価格の低迷が続いています。

2024年2月には仮想通貨全体の上昇もあって価格は最高値を更新しているような状況です。

ニッポンアイドルトークン

株式会社オーバースが発行するアイドルグループとブロックチェーン技術を組み合わせたプロフェクトの仮想通貨でトークンの保有数量・保有期間などで対象アイドルの運営の投票権やNFT等のデジタルグッズの購入などに利用できます。

総合プロデューサーとして秋元康氏が就任していることも注目されました。

どんな問題点を解決してるの?

問題点①:コロナ禍でのアイドル活動の難しさ

→従来型のアイドル活動である興行やイベントを行いつつ、インターネット技術を活用したアイドルの新たな活動の場を作ることができる

問題点②:日本のアイドルグループの活動は日本に限定されている

→メタバースにおいて日本に限らず全世界のファンと女性アイドルとのさまざまな交流を行える。

全世界のファン同士またはファンとアイドルグループのメンバーが参加するコミュニティ空間を作りコミュニケーションが取れる。

※正確な内容はニッポンアイドルトークンのホワイトペーパーを参照してください🫡

DMM bitcoin

公募価格は5.0円でしたが上場直後には価格が1.2円近くまで急落ししばらくは低迷していましたが、2023年9月にプロジェクトが本格的に始動したこともあり価格は最高値となりました。

2023年12月にはデビューシングルのミュージックビデオが公開されて反響を呼んだことに伴って、価格は最大で80円前後まで上昇し現在は落ち着いています。

結局IEOはおすすめなの?

IEOには企業やプロジェクトの資金調達方法なので、IEOだったら必ずもうかるってことはありません。

過去のIEOを見てみても、それぞれの特徴があって上場後に暴落するものやプロジェクトの進行や実現度合いによって価格上昇が見込めるものもあったりと様々です。

さらに現時点でIEOの実施はかなり注目を集めるので、利益目的で上場直後に売却されて価格が下がることが多いです。

価格の変動は激しいので急騰や暴落が起こったときに思い通りのタイミングで売買するのは難しいと思うので、長期的に見て上場直後の暴落が起こっても持ち直せるようなプロジェクトに投資できるのがベストですね👍

私的に見るポイントはこちらです。

  • プロジェクトが成長して将来の世の中に貢献することができるのか
  • 長期的に見てプロジェクトが私たちに利益をもたらすことができるのか

こういうところに注目しながら投資していくのがおすすめです🌸

まとめ

IEOは取引所が仲介しているのである程度のプロジェクトの信頼性は担保されているけど、長期的にそのプロジェクトが発展していくかは自分で見極めないといけないと思います。

ただ投資の一つの手段として、注目されているIEOに参加してみることは楽しいかもしれません😊

※※本記事は投資助言ではありません。投資を行う際には必ずご自身の責任で判断されるようお願い致します。

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